あらすじ

「明日、地球が滅亡するとしたら、何を食べますか?」 そんな、ありふれた問いを本気で考える日が来るなんて、誰が想像しただろう。 空を覆うほど巨大化した月。 崩れ始める街。 暴徒と化していく人々。 地球最後の日を迎えた世界で、四十を過ぎた男が選んだのは、豪華な料理でも、高級な酒でもなかった。 ――母が作ってくれた、味噌汁。 死ぬのが怖い。 消えるのが怖い。 そして何より、最後の瞬間を独りで迎えるのが怖い。 だから男は、記憶の中に残る「母の味」を一ヶ月かけて再現する。 これは、地球最後の日に、 ひとりの男が最後に取り戻した「家族の味」の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/07
  • 現在の作品『最後の晩餐-地球最後の日に食べたいものは?』