あらすじ

「他人の技を眺めるだけの《解析》に、勇者の仲間が務まると思うな」 技能授与の日、勇者候補の訓練隊から追放されたレイン。前世は、対戦ゲームの動きを徹底的に検証する攻略配信者だった。 異世界に生まれ変わっても、敵を見る癖は変わらない。 余分な踏み込み。長すぎる溜め。攻撃の後に生まれる隙。 ――この技、もっと強くできる。 外れとされた《解析》の真の能力は、現場で一度見た技を、欠点を取り除いた上位版として習得する《上位再現》。前世の分析力が加わったとき、レインは相手の切り札を先読みし、さらに強い技で返せるようになる。 自分の働きを横取りされないよう始めた、魔導水晶による個人配信。 そこへ最初に集まったのは、彼が負けるところを見に来た元訓練隊の視聴者たちだった。 「今の技は、溜めを削った方が強いですね」 秘剣を使った元仲間の剣が砕け、視界の端に『本家より速くないか?』という文字が流れる。すぐ後から『解説しながら勝つな』が追いかけてきた。 勇者の奥義は、もっと速く。 賢者の魔法は、もっと精密に。 見せた切り札は、次の瞬間には超えられる。 前世の攻略知識と反則級の能力で、敵の自慢も、理不尽な評価も、生配信の目の前でひっくり返す。 追放された転生者の、解説つき無双ファンタジー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/07
  • 現在の作品その必殺技、上位互換で返します ~追放された転生者、前世の攻略知識で勇者の奥義を生配信中に超えていく~