あらすじ
「彼の仕事は、王女を護ること──。」
【あなたといると、いっっつもそう!!何ですか!?なんなんですか!?アルビオン王室に、恨みでもあるんですか!?】
【確かに俺たちの仕事じゃねーかもしれないけど。でも、俺らがやらないと──。】
アルビオン王国の王室・フォーリナー家の一人娘、マーガレット・フォーリナーは、欧州歴訪を控えた夜、舞踏会に出席する。
マーガレット王女の警護のため、アルビオン警察庁の外交的保安部から王室・及び要人警護群のマティア・スプルーアンス警部補が専任警護官(通称:“プロテクション・コマンド”)として選任される。
マーガレットとマティアは、舞踏会で知り合うが、“ある事件”によってマティアの印象は最悪だった。
一方その頃、マーガレット王女の派遣先である、イスペリャ王国で合衆国財務官が殺害される事件が起こる。
現場からは、麻薬組織“ペンタゴン”の幹部のリストが持ち去られており、欧州連合・国際犯罪対策局が調査に乗り出す。
イスペリャ王国への公費留学生として王国を発つマーガレットと、その警護官マティア。しかし、マティアは、見かけによらず強い信念を持っており、マーガレットは各地で振り回され──
王女と王室、その警護官、そして2人を取り巻く外交官たちの、笑いあり、涙あり、謎解きあり、サスペンスあり、お仕事ラブコメ!
(登場人物)
マティア・スプルーアンス(23)
アルビオン王国警察庁 外交的保安部・通称“プロテクション・コマンド”。王室・及び要人警護群所属。
マーガレット・フォーリナー専任警護官。
用語:
・プロテクション・コマンド
警察庁警備部門の、要人警護職。特に、王室やその一族の警護を担当する専門職。
・指定警護対象、指定警護対象者
王室やその一族、またはそれに準ずる者。政府の公職以外の要人を対象とする。
マーガレット・フォーリナー(18)
アルビオン王国・フォーリナー家王女。
公費研修生兼親善大使として、イスペリャ王国へ派遣。“指定警護対象者”。
・国際犯罪対策局 刑事部
エアリス・ポートマン(24)
外交官(総合職採用)。マーガレットの幼なじみ。
ノエル・ハウレット(26)
アルビオン王国外務省・秘密情報部所属。
スティング・ボードウィン(38)
外交官。一等書記官。 刑事部捜査計画担当企画官。一人娘がいる。
アーサー(29)
刑事部事務官。スティングの事務官で、パシリ。腰巾着。
部長(52)
国際犯罪対策局刑事部長。部長とはいえ、中間管理職。
マオ(?)
非合法のカジノの経営者で、裏社会に顔が利く。
ファーガソン・フォーリナー
マーガレットのパパ。外務次官。