あらすじ
十七歳の少年、王超越。
彼には、超能力もなければ、魔法の才能もない。
特別な家柄も、選ばれし勇者の資格もない。
ただ一つ、人より優れていたものがある。
――中二病だけは、誰にも負けなかった。
「俺は主人公だ」
そう信じ続けたある日、王超越の前に突然、異世界へ通じる魔法陣が現れる。
しかも、その先にはお約束の大型トラック。
「こんなベタな方法じゃ、俺の伝説には相応しくない」
そう言ってトラックを避けた王超越は、空へ向かって叫んだ。
「本当に俺を異世界へ連れていきたいなら――核爆弾でも持ってこい!!」
そして翌瞬。
本当に核ミサイルが飛んできた。
こうして、すべてを超越すると豪語する少年の、あまりにも予想外な異世界転生が始まる。
魔法、魔王、精霊、冒険者。
そして、まだ本人すら知らない自分自身の力。
王超越は異世界で、今度こそ本物の「主人公」になれるのか――。