あらすじ
●紹介文
殺人の冤罪を着せられ、死刑を待つ凄腕の泥棒エミリー。彼女は検察局の若きエリート捜査官ルークから与えられた魔術道具〈マスカレード〉で、銀髪の美しいレディ・アテナという別人に生まれ変わる。
華やかなドレスに身を包み、泥棒として培った技術と機転を駆使して上流階級へ潜入するアテナ。〈ミレイアの遺産〉を利用した事件を追いながら、自分を陥れた真犯人と犯罪組織〈王都魔術結社ヴェール〉の正体に迫っていく。
そんな中、王子ロイドがアテナに興味を持ち始める。正体を隠して事件を追うアテナに、正体バレの危機と危険な恋が迫る――。
●ジャンルと作品のウリ
令嬢変身×上流階級の事件×正体バレサスペンス×三角関係ロマンス
●登場人物
・アテナ・ローズウェル 20歳前後
夜会に現れる謎の美女。絶世の美貌を持ち、上流階級の事件に現れるたびに伝説となる令嬢。
・エミリー・ブラウン 19歳
アテナの正体。凄腕の泥棒〈灰猫〉として裏社会では有名。魔術道具によってアテナに姿を変える。
・ルーク・クロフォード 25歳
アドルセン連合王国王立検察局・特別捜査部所属の主任検察官。エミリーをアテナに仕立て、彼女とともに犯罪組織〈結社(ヴェール)〉を追う。
・ロイド・アドルセン 24歳
アドルセン連合王国の第一王子。謎の令嬢レディ・アテナに興味を持ち、彼女の正体を探ろうとする。
●各話あらすじ
●第1話 レディ・アテナの活躍
社交界に現れる謎の令嬢レディ・アテナ。ロチェスター伯爵の夜会で、伯爵の息子ジュリアンが〈ミレイアの遺産〉で別人に成り代わり、伯爵を暗殺しようとしていることを見抜く。アテナは偽ジュリアンを追って捕らえるが、その正体は凄腕の泥棒〈灰猫〉のエミリーだった。
●第2話 エミリーがアテナになるまで
3ヶ月前。〈灰猫〉のエミリーは、盗みに入った貴族の屋敷で〈王都魔術結社ヴェール〉の仮面の人物による殺人を目撃し、殺人犯として逮捕される。捜査官ルークは、エミリーが〈ミレイアの遺産〉の魔力を感知できることに目をつけ、彼女をレディ・アテナに仕立てて犯罪組織〈王都魔術結社ヴェール〉を追わせる。
●第3話「潜入捜査」アテナの初めての捜査と王子との出会い
レディ・アテナとしてヴァレンタイン侯爵の舞踏会に潜入したエミリーは、第一王子ロイドと出会う。その後、侯爵が〈ミレイアの遺産〉で大臣を洗脳する現場を目撃する。
●第4話 アテナと王子の関係
アテナは再びロイド王子と出会い、侯爵を捜査していることを見抜かれる。翌日、ルークと侯爵を捕らえる作戦を立てるが、侯爵がロイド王子を呼び出したことを知る。
●第5話 侯爵の事件の解決と新たな謎
侯爵の別邸に潜入したアテナとルークは、侯爵がロイド王子とベネット裁判長を洗脳しようとしていることを知る。アテナは銃で〈ミレイアの遺産〉を破壊し、二人を救う。しかしその後、ロイド王子は馬車の中で〈結社(ヴェール)〉の仮面を手にしていた。