あらすじ

この春、高校一年生にして、変態透視男になってしまいました。 水谷柊人です。 ……いや、違う。 違うんです! 皆さん、信じてください! 僕は確かに、この春日部で暮らすただの超能力者です。超能力者ですよ! だけど――。 僕の超能力は、透視なんかじゃなくて、ちょっと先が見える『未来視』なんです! そんな、透視なんて、うらやまけしからん能力ではないんです! まぁ、もちろん。 こんな能力を他人にペラペラと喋ってしまうような、馬鹿じゃありません。 ――知っているのは幼馴染と親友の二人だけ。 え? どうしてその二人は知ってるのか? 仕方ないんです。 だって、ほら。 ……どこぞの高校生探偵だって、関西の親友や身内の博士にはバレてるじゃないですか。 それと同じですって。 まぁ、それは置いといて――。 問題は、外部受験で入ってきたメガベンチャー社長のご令嬢。 そう! 僕を「変態!」とののしった、あいつです。 未来を見るたび、なぜかあいつが出てくる。 しかも毎回、ろくな目に遭っていない。 放っておけばいい。 僕のことを変態透視男だと思ってる奴なんて、知ったことじゃない。 ……そう思ってるんですけどね。 はぁ――。 なんで僕が、あんな奴のために……。

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カクヨム
カクヨム2026/09/07
  • 現在の作品超能力でメガベンチャー令嬢を助けてみたら、変態透視男だと嫌われた