あらすじ
『無音は怖い』あらすじ
ある朝、乙梨(おとなし)は突然、両耳が聞こえなくなっていることに気づく。
目覚まし時計の音も、自分の声も、町を走る車の音も聞こえない。
いつもと変わらず動いている世界の中で、自分だけが「無音」の世界に取り残されたような恐怖を感じる乙梨。
不安になった彼女は父親に助けを求め、耳鼻咽喉科へ向かうことになる。
しかし、この突然の「無音」は――
それだけでは終わらなかった。
当たり前に聞こえていた「音」が失われたとき、日常は静かな恐怖へと変わっていく。
『無音は怖い』――音があることの安心と、音を失う恐怖を描いた短編ホラー。