あらすじ
原子力発電所の事故で、漏れ出た放射線に汚染され、廃墟と化した町で、13年ぶりに響き渡るセミの声。
それは、悪夢の始まりだった。
最近、その近辺では数々の異変が生じていた。巨大化したイカやクラゲ。高い知能をもち、人の言葉を理解し、会話する白いカラス。
放射線の影響で巨大化したセミたちが樹液(えさ)を求めて移動を開始した。
大音響の鳴き声で、家や車のガラスが割れる。ビルから降り注ぐガラス片。逃げまどう人々で街はパニックに。
街路樹や山の木々は、樹液を吸い尽くされ立ち枯れてしまう。
高濃度の放射線を浴びたセミへの対策に苦慮する政府。
1ヶ月後、巨大セミは自然に死滅し、事態は収束したかに思えたが・・・。新たな脅威がひそかに進んでいたのだった。