あらすじ
席替えで一番前の席になったことをきっかけに、学校にいることが苦しくなってしまった少女。
二時間目までは何とか授業を受けていたものの、限界を感じて教室を飛び出してしまう。
普段あまり人のいない場所へ逃げた少女だったが、そこで先生たちに見つかる。
「何してるの?」
何度聞かれても、少女は自分の気持ちを言葉にできない。
そして、ついに口から出たのは――
「もう無理だよ……」
その一言をきっかけに、先生たちは少女の苦しさに気づいていく。
「助けて」と言えなかった少女のSOSを、先生たちは見逃さなかった。
これは、ひとりで抱え込んでいた少女が、先生たちの優しさに触れながら、少しずつ自分の気持ちを言葉にしていく物語。