あらすじ

動物が好きで、生物学を学ぶ大学三年生・水野拓海。 将来は動物に関わる仕事がしたい。けれど動物園や水族館の飼育員は狭き門。そんな進路に悩んでいたある日、動物行動学の榊原教授から妙な誘いを受ける。 「水野君、ちょっと変わった動物の飼育員になってみない?」 連れて行かれたのは、大学の片隅に隠された秘密の飼育施設。 そこで拓海を待っていたのは――手のひらに収まるほど小さな、本物の竜だった。 実はこの世界には、竜や幻獣をはじめとする《魔法生物》が実在している。 彼らは空気中のマナを取り込んで生きるため、食事すら必須ではない。けれど美味しいものは食べたがるし、遊びもする。好き嫌いもあれば、機嫌もある。そして何より、人間の思い通りになんて動いてくれない。 だから拓海は、無理に触らない。無理に懐かせない。 ただ観察して、その子が何を望んでいるのかを考える。 すると警戒していた小竜の方から、少しずつ距離を縮めてきて――。 小竜、グリフォン、妖狐に、まだ名前すら知らない不思議な生き物たち。 普通の大学生が魔法生物の飼育員を目指しながら、今日も「かわいい」に振り回される。 これは、世界の裏側にひっそり暮らす魔法生物たちとの、騒がしくも愛おしい飼育日誌。

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カクヨム
カクヨム2026/08/18
  • 現在の作品魔法生物飼育員は今日もかわいいに忙しい ~大学教授に紹介された最初の担当は、手のひらサイズの小竜でした~