あらすじ
15歳になると【スキル】が発現し、人生が大きく変わる世界。
食堂の看板娘リーベは料理人として役立つスキル【鑑定】を望んでいたが、発現したのは父ゆずりの戦闘スキル――【剣聖】だった。
英雄の娘であるリーベが【剣聖】を宿したという噂は街中に広まり、彼女は望まぬまま“新たな英雄”として祭り上げられてしまう。
「そ、そんな……わたし、料理がしたいだけなのに……」
いやいや冒険者となった彼女は、ダンジョンで出会う魔物を次々と“食材”として調理し始める。
剣聖の力で敵を斬り、料理人の夢でそれを味わう――
これは料理人になりたい少女が、剣聖としての才能と街の期待に抗いながら、魔物料理で自分の道を切り開く物語。