あらすじ
都心から少し離れた路地裏に、ひっそり佇む小さなカフェ『BODEUM』。
そこで働くアルバイト・陸の前には、今日もひと癖あるお客さんがやってくる。
「私、彼氏に毒を盛られて殺されかけてるんです……!」
泣き腫らした女性が訴えたのは、恋人への疑惑と、原因不明の体調不良。
けれど、彼女の話を聞いたオーナーシェフ・葵が見抜いたのは、思いもよらない「からだのサイン」だった。
食材、料理、生活習慣――。
ひとつひとつを紐解けば、謎の向こう側に隠れていたのは、誰かを想う気持ちかもしれない。
美しい顔と異常な健康オタクぶりを持つ謎のシェフと、食い道楽のバイト。
今日もBODEUMでは、ひとつの謎と、一杯の養生ごはんが誰かの心とからだを包み込む。