あらすじ
ダンジョンから溢れ出したモンスターと天変地異により、人類が滅亡へと向かう30年後の未来。
泥水をすすり、絶望の中で死を迎えたはずの青年・佐藤拓海は、気がつくと「世界崩壊の5年前」の現代日本へとタイムリープしていた。
「二度とあの地獄は味わわない」
悲劇を完全に回避するため、拓海は回帰と共に得た規格外の能力『万能掘削・建設システム』を起動する。
彼が選んだのは、山梨県の裏山を買い取り、地下深くに「北海道サイズ(約8万平方キロメートル)」の超巨大なシェルターを築き上げることだった。
土木建築の令嬢、天才魔力工学者、元自衛官、凄腕物流コーディネーター、農業のプロフェッショナル。
最高の仲間たちを巻き込み、無機質なAIを完璧なメイドアンドロイドへと進化させながら、拓海の狂気的な地下開拓が幕を開ける。
食料自給率100%の巨大農園、永久稼働するギガ魔力炉、敵を資源に変える全自動防衛網。
さらには、地下300メートルの天然温泉街に、広大な室内海と大図書館まで――。
やがて運命の「Xデー」が訪れ、地上が血と炎の地獄に包まれる中。
拓海たちは分厚い岩盤の下で、温かい食事と完璧な日常を謳歌する。
これは、冷徹な合理主義者の主人公が、滅びゆく世界を完全に置き去りにして「究極のQOL(生活の質)」を極める、痛快な巨大拠点クラフト&内政ファンタジー。