あらすじ

「命の重みを学んでください。そして――卒業するときにこのヤギをどう処分するのか。食べるのか、それとも生かすのか。すべて君たちに決めさせます」 ​小学5年の春、担任の浅井が言った一言から始まった『命の授業』。 ベランダで飼われ始めた子ヤギの「バニラ」を巡り、糞尿にまみれながら命と向き合う児童たち。 ​2年の歳月が流れる中、クラスは「命の責任を果たして食べるべき」とする現実主義のケンジと、「絶対に殺させない」と泣き叫ぶサツキを筆頭に真っ二つに割れてしまう。 ​激しい議論の末、子供たちが涙を流して導き出した「ひとつの答え」。 だが、それをあっさりと踏みにじったのは――他でもない、保身しか頭にない担任と学校の大人たちだった。 ​綺麗事を並べる大人たちに、俺たちの覚悟を見せてやる。 12歳のガキどもの意地と反逆を描く、もうひとつの『命の授業』。

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カクヨム
カクヨム2026/08/18
  • 現在の作品ヤギのいた教室