あらすじ
王国軍四万に対し、ゴブリン、オーク、リザードマンらからなる魔人軍一万。
その頂点に立つ大元帥は、アンウルフ・ハロウデン。
かつて王国貴族の家に生まれた、一人の少年だった。
前世の彼は、四十二歳の柔道整復師・藤原一郎。
異世界へ転生したアンウルフには、火・水・地・風・光、すべての魔術属性に適性があった。しかし、魔力測定された数値はすべて最低の「一」。誰からも大成を期待されない才能だった。
それでも彼には、前世で培った人体の知識と武術の経験、そしてこの世界の誰も知らない「氣」がある。
剣と魔術を学び、氣と魔力を融合する技を研究しながら成長するアンウルフ。その成長努力によって徐々に強くなっていき、身分や権力に屈することなく、自分の自由を脅かす者に立ち向かっていく。
相手が魔物でも貴族でも、王国でも関係ない。
売られた喧嘩は、必ず買う。
一匹狼だった少年は、なぜ魔物たちを率いる大元帥となったのか。
過酷な世界を生き抜く異世界アウトロー戦記。