あらすじ

鍛冶の才も炉印もない。ただ、道の傾きと橋鎖の鳴りだけは覚えていた。 第3文化圏ドワーフの坑炉町カラザで、荷運びロアンは銀混じり鉱石の消失事故の責を負わされ、荷道から追放される。 けれど、荷車を押し続ける中で身体に刻んだ道の傾き、橋鎖の響き、荷の重さの偏りは、炉や帳を見る者が見落とした危険を知らせていた。 軽んじられてきた荷運びが、現場で培った感覚と実務知で、坑道と橋と炉町の嘘を一つずつ止めていく職業連作です。

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小説を読もう2026/08/18
  • 現在の作品道見のドワーフ 十五文化圏周縁抄