あらすじ
食べることが大好きな中学二年生・木下美桜。
ある日、学食で頼んだプリンに、なぜか自分のものだけ苺ではなくブルーベリーが載っていた。
「どうして私だけ?」
そんな小さな違和感をきっかけに、美桜はのんびり屋だけど耳がよく鋭い親友・渡辺真帆、爽やかで推理好きな高瀬蓮とともに、学校で起こる不思議な出来事に関わっていく。
消えたクラス旗。
林間学校でなくなった五千円。
夜の宿舎に響く、誰もいない部屋からのノック。
一見すると些細な謎ばかり。
けれど、その奥には誰かの勘違いや優しさ、そして隠しておきたかった秘密がある。
謎を解くたびに少しずつ近づいていく三人。
おいしいものを食べて、くだらないことで笑って、ときには誰かの秘密に触れてしまいながら、美桜たちの何気ない学校生活は少しずつ特別なものになっていく。
これは、日常に転がる小さな謎と、三人の青春を描く学園ミステリー。