あらすじ

エレノアは、我慢することに慣れていた。 婚約者を愛し、両家の工房も守りたい。 だから、自分の痛みを後回しにしてきた。 婚約者オスカーには、守ると誓った女性がいる。 戦死した親友の婚約者、リディアだ。 彼の善意は、なぜかエレノアの物を選ぶ。 二十歳の誕生日は、リディアを励ます会になった。 母の形見まで、彼女の胸元を飾っていた。 それでもオスカーは、悪いことだと思わない。 やがて彼は、エレノアの持参金に手を伸ばす。 リディアを一生養うためだと言って。 エレノアなら喜ぶと、信じ切っている。 人を思いやることと、自分を失うことは同じなのか。 愛する人の善意が自分だけを傷つけるとき、エレノアは何を選ぶのか。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/18
  • 現在の作品「亡き親友の婚約者を君の持参金で一生養いたい」と婚約者に言われたので、こちらから婚約破棄します