あらすじ

伯爵令嬢イリナ・クレイヴンは七年間、王国諜報部の暗号体系を設計・管理してきた。しかし婚約者のガイウスは功績をすべて横取りし、用済みになると「暗号など女の文字遊びだ」と言い捨てて彼女を追放した。  国境の町で隣国の諜報員レオンと出会ったイリナは、自分の名前で暗号論文を書き始める。七年分の解読鍵を失った王国諜報部が崩壊していく中、ガイウスの詐称が次々と暴かれていく。  「解読鍵は、燃やしておりません」——その一言が、七年間の積み重ねと、一人の男の心を動かす。

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カクヨム
カクヨム2026/08/17
  • 現在の作品諜報部から、暗号を読める者が消えた