あらすじ

6月、雨の降る午後。 喫茶ブライドでアルバイトをする女子高生・詩津香は、5時30分を待ち遠しくしていた。シュガーポットの砂糖をくずす手も、止まってしまうくらいに。 常連客の作家・大庭の姿を、今日も見るため。詩津香は銀色のスプーンで、彼がきっかり5杯分使うはずの砂糖をそうっとほぐす。 ——一度きりの梅雨を描いた、静かな恋の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/17
  • 現在の作品6月のシュガーポット