あらすじ
遠い遠い、遥か昔。
世界は繁栄し、人々は空を渡り、星へ手を伸ばしていました。
誰もが豊かで、飢えることも争うことも、もう過去のものとなっていました。
――遠い、遥か昔。
人々は大きな罪を犯しました。
世界は荒れ果て、大地は裂け、空は閉ざされ、多くの命が失われました。
――遥か昔。
神は人々を導きました。
傷ついた世界を癒やし、人々へ新たな希望を与えました。
――昔。
神は人々の前から姿を消しました。
その代わりに、小さな妖精たちを残し、人々へ新しい技術を授けました。
人々は祈ります。
妖精へ。
天へ。
そして、いつの日か神が再び世界を導いてくれることを。
だから今日も、人々は旅に出ます。
忘れられた遺跡を巡り、神の残した奇跡を探し、失われた叡智を求めて。
誰もが信じていました。
世界のどこかに、神は今も見守っているのだと。