あらすじ
色の見える僕と、見えない君 あらすじ
神谷悠人には、人の感情が色で見える特殊な能力があった。
友情は黄色。
恋愛感情は桃色。
嫌悪は黒。
誰が誰を好きで、誰が誰を嫌っているのか。悠人には一目で分かる。
その力のせいで、人との関わりにどこか冷めていた悠人。
そんな彼の前に現れたのは、クラスの人気者・白石美月だった。
誰にでも優しく、誰からも好かれる完璧な少女。
しかし彼女だけはおかしかった。
誰に対しても感情の色が見えない。
まるで透明。
なのに――
悠人へ向かう感情だけが、見たこともないほど鮮やかな桃色だった。
なぜ彼女だけ感情が見えないのか。
なぜ彼女は自分を想っているのか。
そして、その笑顔の裏に隠された秘密とは――。
人の気持ちが見える少年と、自分の気持ちを見失った少女が紡ぐ、少し不思議で切ない青春ラブストーリー。