あらすじ
植物の生長を助ける指揮魔法を使えるエレノア。
自分の役目に誇りを持ち、この魔法が大好きだったエレノアは、ある日突然、夫のウィレムから離婚を切り出される。
理由は、彼女より優れた魔法を使う女性、パウリーと結婚するため。 心身共に領地発展に捧げてきたのに「役に立たない」と捨てられたエレノアは、傷心のまま田舎へと引きこもることになる。
夫の冷遇から離れ、優しい村人や自然に触れるうち、彼女は少しずつ本来の自分を取り戻していく。
そんなある日、平穏な生活を揺るがす出来事が起こる。
王都からやって来た兵士たちが、自分を探し回っていたのだ。 何があったのだろうと不安に駆られながらも話を聞くエレノア。
しかし、兵士の口から告げられたのは思いも寄らない事実だった。
「ウィレム氏が失踪しているのです」