あらすじ
この作品は、驚かせるためのホラーではありません。
読み終えたあと、翌朝ほんの少しだけ日常が違って見える。
そんな作品を目指しました。
答えは用意していません。
もし読み終えたあとに少しだけ考えてしまったなら、この作品は完成です。全25話です。
あらすじ
毎朝、相沢透は机の上の引き継ぎノートを読む。
「本日の担当者へ」
昨日の担当者から、今日の担当者へ。
牛乳が切れていること。
雨の日には傘を持つこと。
親友から連絡が来ていること。
ノートに書かれているのは、ただの日常だけ。
彼は昨日の自分を「昨日の担当者」、今日の自分を「今日の担当者」と呼ぶ。
しかし、自分が毎日別人だとは言わない。
「同じかもしれません。違うかもしれません。」
「どちらでも構いません。」
少しずつ、その考え方に触れていく親友・神代悠真。
そして読者もまた、自分が自分である理由を問い始める。
読み終えた翌朝。
あなたはきっと、一度だけ考える。
今日は、本当に昨日の続きなのだろうか。