あらすじ

王都の時計職人・クロノには、誰にも理解されない特技があった。 壊れた時計を修理すると、その時計に「未来の一日」を保存できる。 ただし、保存した未来を現実に引き出した瞬間、クロノはその一日に関する自分の記憶を失う。 使い道のない欠陥技術。 そう判断した時計ギルドは、クロノを工房から追放した。 だが、最後に修理した一台だけは違った。 古びた王都の大時計に保存されていたのは、まだ誰も経験していない未来。 ――王都が滅びる一日。 クロノは未来を変えるため、保存された一日を使うことを決める。 しかし、未来を変えれば、その日の記憶を失う。 誰を救ったのか。 何を守ったのか。 なぜ戦ったのか。 それすら、いつか分からなくなる。 だからクロノは時計に記録を残す。 「未来の俺へ。今日、俺は何かを守ったらしい」 記憶を失いながら未来を修理する、追放時計職人の時間逆転ファンタジー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/17
  • 現在の作品王都の「一日」を買い取ります~記憶を失う代わりに未来を一日だけ保存する、追放された時計職人~