あらすじ

クラスにいても存在を忘れられるほど影の薄い高校二年生・佐藤悠真は、怪我をした野良猫を動物病院へ運んだものの、治療費が足りず窮地に陥る。そこへ現れたのは、金髪に鋭い目つき、ブランド物を持ち歩き「パパ活している」とまで噂される怖ギャル・鬼頭愛莉。彼女はブランド財布から五万円を取り出し、悠真を救ってくれた。 後日、返済について話すため愛莉に呼び出された悠真を待っていたのは、五十枚もの手書きのチケット。 「一枚使うたび千円。五十回、アタシの言うこと聞いて」 どんな無茶を命じられるのかと怯える悠真。しかし愛莉のお願いは「一緒にお昼を食べる」「誕生日を祝う」「寝る前に電話する」など、妙にかわいいものばかり。しかも途中から「お弁当を食べて」「マック奢るから来て」「服買ってあげるからデートする」と、なぜか借金を返している悠真のほうがひたすら甘やかされ始める。 やがて五万円を返せることになった悠真は、愛莉のためを思って関係を終わらせようとする。すると、いつも怖そうに見えるだけだった愛莉が、初めて本気で怒って――。

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カクヨム
カクヨム2026/08/17
  • 現在の作品“怖ギャル”の鬼頭さんが、実は甘やかし上手なのを俺だけが知っている