あらすじ
5mの大魔王も、一撃で粉砕!──え、普通の折り畳み傘で!?
「私の平和な日常を、邪魔しないでください」
無自覚系最強会社員ヒーローの戦闘活劇、ここに開幕!!
ここは西暦2026年の「ヒノカ国(火華国)」。嘗て日本と呼ばれていたこの国は、
大幅な技術革新により発展した為、改めて世界に輝く国を目指すという意味を込めて、その名を改めた。
ヒノカ国の大幅な技術革新──それは、機械やインフラに留まらず、『ヒト』そのものの在り方をも変えたのだ。
人体のデザイン技術が向上した今の時代、人々は長寿や、様々な異能の付与を科学で実現した。
それにより、人々の生活水準は大幅に向上し、人類は幸福な暮らしを謳歌していた。
しかし、光ある所には闇もあるもの。
デザイン技術を悪用して力を手に入れ、我欲のままに暴れる存在となる『怪人手術』も裏社会で流行していた。
また、稀に人の身でありながらも、歪んだ精神と執念により、怪人へと変貌する者も現れていた。
そして元より、このヒノカ国では怪人の出現は日常茶飯事であった。
未確認の種族や、幽霊みたいな超常的な存在、暴走した危険な機械、果てには宇宙人など、その脅威は多岐に渡る。
それに対抗するのが「ヒーロー」──鍛え抜いた肉体や武術、異能を用いて悪を討つ戦士達である。名高き彼らは、ヒノカ国における花形職業の一員でもあった。
そんな世の中で、時代を超越した最強ヒーローが現れる。
かの者の名は「佐藤 進」...どこにでもいそうな24歳の事務員であるが、
このヒーロー、実は傘を投げただけで5mの大怪人を倒せてしまう、最強無敵のニューカマーであったのだ!
(…但し、本人は実際は早く定時で帰りたいだけ。)