あらすじ

病弱に生まれ、二十歳まで生きられないと言われながらも、懸命に生きた少女・立花莉愛。彼女を支えてくれた献身的な看護師への憧れから、莉愛は「今度は自分が誰かを支えたい」と願っていた。そして死後、女神から新たな人生を選ぶ機会を与えられた莉愛は、迷わず宣言する。「異世界で! メイドさんの恰好で! 家事がしたいんです!」ところが――。対応した女神は、ちょっぴり天然で、かなりポンコツだった。莉愛の願いを「メイドの恰好で鍛冶がしたい」と聞き間違えた結果、彼女が異世界で手にしていたのは、なぜか大槌。そして頭には、なぜか猫耳カチューシャ。肝心の家事能力は何一つ身についておらず、掃除は失敗、料理はできず、洗濯するものすらない。なのに、剣や道具の修復だけは、熟練職人顔負けの腕前を発揮してしまう。やがて冒険者ギルドに拾われ、鍛冶師兼メイドとして働き始めた莉愛は、ぶっきらぼうだが面倒見のいい料理人バルトや、世話焼きな受付嬢エレナに助けられながら、少しずつこの世界での生活を覚えていく。もちろん、あの女神が大人しくしているはずもなく――。なりたかったのは、ただのメイドだったはずなのに。これは、メイドになりたい少女が、なぜか最強の鍛冶師になっていく異世界生活の物語。

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小説を読もう2026/08/17
  • 現在の作品メイドになりたいと言ったら、なぜか鍛冶師になっていた