あらすじ
俺、雨夜瀬詩雨はモテない。
だから、クラスで一番可愛い『おっとり姫』こと白乃依夢に、
「雨夜瀬くん、好きです……」
なんて顔を真っ赤にして告白されても、信じるわけがない。
昨日、女子たちが何やら騒いでいたし――なるほど、罰ゲームの“嘘告”ってやつだな。
ならば、こっちも嘘告すればいい。
「俺も好きだよ、白乃依。笑い方も、優しいところも、六時間目になると髪の右側だけ跳ねてるところも――」
思いつく限りの『好き』をぶつけた結果、夢は真っ赤になって逃げていった。
よし、嘘告迎撃成功。
これで俺の平穏な高校生活は守られた。
――はずなのに。
翌朝目覚めると、なぜか俺の隣で『おっとり姫』が幸せそうに眠っていた。
……なしてこうなった!?