あらすじ
悪役貴族として転生した主人公――ルーフェウス。
この世界では18歳になると、誰もがスキルを開花させる。
だが彼が授かったのは、「会話」というあからさまな《外れスキル》。
体裁を誰よりも重視する父は、
そんな息子をクズ扱いし、なんの実りもない荒野の地へと追放してしまう。
だが、それこそが主人公の狙いだった。
どのみちこの公爵家は、後のシナリオで悪事がバレ、主人公たちに殺されてしまう。
だから今のうちに公爵家から距離を取り、品行方正に生きていくことで、その破滅ルートを回避しようとしたのである。
そんな折、ルーフェウスには「会話」という謎スキルの真価を知る。
――あらゆる魔獣や神獣たちの言葉を完全に理解し、意思疎通を可能にする力。
それによっていつの間にか史上類を見ない最強の軍勢が誕生し、
王国全軍をも凌駕する最強の軍事力を持つ「独立領地」へと大成長。
一方のオルファウス公爵家は、
自分たちが「とんでもない化け物」を野放しにしてしまったという絶望的な事実を知り、
恐怖に青ざめるのであった。