あらすじ
ーー生まれ持った条件で、どうしてこんなにも不条理を強いられる。
ーー今もなお、ここで頑張っているオメガの仲間を、後輩を一人でも多く守りたい。
オメガは社会的地位が低く、学べる環境や通える学校も限られていた。
そんな中、桜理(おうり)は”オメガ教育機会均等プロジェクト”に参加し、全寮制の関西国立高専に通っている。
オメガが非常に少ない高専という学び舎で上手く立ち回るためには、アルファやベータの望む明るく可愛いオメガを演じるのが効果的。
そう気づき、その通りに振る舞う桜理に好意を寄せる人は多い。
だけど桜理は、上手く立ち回れないオメガの仲間たちを守ることばかりを考えていた。
そんな中、桜理は四年生に進級し、後輩でありアルファの羽久(はく)に告白される。
羽久は関西国立高専の副寮長であり、成績も良く教授たちからの覚えもいい。
桜理は羽久の利用価値が高いことと、後輩だから御しやすいという理由で、「羽久の卒業まで、オメガが誰一人、退学も留年もしなかったら番になってもいいよ」と受け入れ・・・
ハイスぺ忠犬後輩アルファ × 合理的で魔性、努力家の先輩オメガ
条件付きの交際でありながら周囲にお似合いのカップルと認識されたり、
関西国立高専内のトラブルに巻き込まれてすれ違ったりしながらも、
少しずつ両想いになっていく二人の物語。