あらすじ
11/10 三交社SKYHIGH文庫より
【調香師 成瀬馨瑠の芳醇な日常】が書籍化します!!
エブリスタ公開されているものに大幅な加筆修正を行いました。
その為、書籍版との相違が多々存在します。
ご了承の上、お読み下さい。
嗅覚は時に暴力的なまでに記憶を呼び起こす。
忘れてた何かを引き摺り出す。
むせかえる夕立の匂い、街角に漂うカレーの匂い、すれ違った人の香水の匂い……
その時、僕らは一瞬だけど確実にタイムスリップしている。
あの日のあの時に戻っている。
鄙びた町の裏路地に妖しく佇む【馥郁堂(ふくいくどう)】で僕は彼女に出会った。
『匂いは嘘をつかないからね。』彼女はそう嘯きながら、今日も新しい匂いを探している。
犬並みに鼻が効く調香師成瀬薫瑠と、犬並みに従順な高校生白石颯太が送るほっこり系アロマ日常ミステリー