あらすじ
―― 人が精霊を選ぶのではない。精霊が、人を選ぶ。 ――
人が扱える精霊に、意志はない。
火や光の力として術者に従う、粒子のような存在――それが、この世界の常識だった。
白と黒。二種類の精霊を剣の形に固定する少年セトは、忌避される二属性同時使用を隠しながら旅をしていた。
ある日、巨大な魔獣に襲われたセトの前へ、炎をまとった少女が現れる。
彼女は火の精霊王イフリート。
何者かに殺された先代イフリートの亡骸と、残された役割から生まれたばかりの新たな王だった。
受け継いだ知識はあっても、先代の記憶はない。
それでも、先代の力を奪った魔剣と、その使い手がどこかにいることだけは分かる。
セトは、個人の名前を持たなかった少女へ「シア」という名を与え、ともに先代を殺した魔剣使いを追うことになる。
人間と精霊は、使う者と使われる力なのか。
白と黒の剣を持つ少年と、名を得た火の少女から始まる、精霊王と人間の王道バトルファンタジー。
※本作はカクヨムおよび作者個人サイトにも掲載しています。
作者個人サイトでは、人物相関図・各話アイキャッチ・用語メモなどの補足資料を公開しています。
※ネタバレ範囲にご注意ください。
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