あらすじ
冒険者歴二十六年、四十二歳。
仲間を守ることだけは誰にも負けない、ベテランタンクのラルフ。
いつもの仲間たちと、いつものように依頼をこなす――はずだった。
しかし、駆け出しの冒険者を巻き込んだ大規模なスタンピードに遭遇。
仲間と青年を逃がすため、ラルフはたった一人で殿に残る。
「二十六年タンクやってんだ。ちっとは信用しろよ」
そして命を落とした――はずなのだが。
次に意識を取り戻したラルフを待っていたのは、剣も魔法も魔物も存在しない現代日本。
しかも――
四十二歳のベテラン冒険者、まさかの生後0日からやり直し。
魔法はない。
剣も握れない。
そもそも首すら据わっていない。
これは、仲間を守り続けてきたおっさん冒険者が、まったく知らない現代日本で二度目の人生を歩む物語。