あらすじ
ある日突然、人ならざる“ナニカ”へと姿を変えてしまった修也と、その恋人・梓。
それでも二人は、変わらない日常を過ごしていた。
けれど、ほんの些細なきっかけで、その日常が変わってしまったとしたら。
幸せだったり、不幸だったり。
脂肪だったり、筋肉だったり。
『君のSAN値はもうゼロだ』から分岐した、二人に訪れるかもしれない結末のひとつ。
──たとえばこんな、終わり方。
***
「修也、太った?」
今回のきっかけは、恋人からのたった一言。
外にも出られず、家でのんびり過ごしていた修也は気づいてしまう。
働いていない。
梓に養われている。
そのうえ、太った。
だったらせめて、身体くらいは引き締めよう。
目指せ、脱・もちもち。
目指せ、マッスル修也。
これは、筋肉の可能性を信じた怪物の物語。