あらすじ
【ご注意】
本作は『カドコミ漫画原作コンテスト』用に執筆したものです。
【表記について】
・〇=場所・時間
・地の文=ト書きで、主に絵として見えるものを書いています
・名前「」=セリフ
・名前()=内心、心のセリフ
・名前M=フキダシに入らない、四角い枠で表示など、主に読者に向けた説明
・N=ナレーション
【あらすじ】
身に覚えのない不倫疑惑で炎上し、仕事も居場所も失った脚本家・水城奏。誰にも助けを求められないまま命を絶った彼女が目を覚ますと、すべての始まりとなったドラマ制作前の三年前に戻っていた。
今度こそ傷つく前に業界を去ろうとする奏。だが、そんな奏の前に人気モデルの高梨一樹が現れる。なぜか奏の死を知る一樹は、彼女に告げる。
「俺は、あなたが死んだあとの三年間を知っています」
死に戻り×再起×一途な溺愛のロマンスサスペンス。
【登場人物】
・水城 奏(みずき かなで)/26歳
繊細な人物描写を得意とする駆け出しの脚本家。人の感情を言葉にする才能はあるが、自分の苦しみを打ち明けることは苦手。「自分さえ我慢すれば」と考え、前世では不倫疑惑も孤独に抱え込んで命を絶った。
・高梨 一樹(たかなし かずき)/24歳
人気ファッションモデル。端正な容姿で知名度は高いが、俳優としては「顔だけの客寄せ」「棒読み」と酷評されている。
感情を大きく表現することが苦手で、求められるほど正解の表情を作ろうとして芝居が固くなる。前世では、奏が彼の繊細な表現に合わせて脚本を書き直したことで才能が開花。後に国民的人気俳優となった。
・進藤 蓮(しんどう れん)/34歳
数々のヒットドラマを手がける敏腕プロデューサー。奏の才能をいち早く見抜き、脚本家として引き上げた恩人。
奏へ長年想いを寄せているが、仕事上の立場を利用したくないため胸に秘めている。
・神崎 莉々香(かんざき りりか)/27歳
圧倒的な人気を誇る清純派女優。華やかな容姿と社交性を持ち、周囲から愛される自分に絶対的な価値を感じている。
・鳴海 涼介(なるみ りょうすけ)/32歳
愛妻家として人気を得ている実力派主演俳優。表向きは穏やかで誠実だが、実際は自尊心が高く、他人から拒絶されることに耐えられない。