あらすじ
三年間、無能な剣士を演じ続けてきたレイドは、ある日、村を守るために封印していた力を解放する。結果、パーティから「制御不能な化け物」と恐れられ、追放されてしまう。
行く当てもなく辿り着いたのは、誰も近づかない〝終焉の森〟。そこには、隣国の砦を一晩で滅ぼしたと噂される〝滅びの魔女〟エルフィーネが、たった一人で暮らしていた。
「怖くないの、わたしが。」
「今日、俺自身が『怖い』と言われて追い出されてきたばかりだから、あんまりピンと来ないんだよな。」
守ろうとして、恐れられた二人。彼女の”冤罪”の真相を追ううちに、二人は、数百年前から続く大きな陰謀と、幼い日に交わした誓いの記憶に辿り着く――。