あらすじ

王立魔導具院の上級魔導技師リディアは、皇帝臨席の品評会で同僚の防犯結界を無断改良した罪に問われ、王都を追放される。 ──ただし、冤罪ではない。 研究室へ勝手に入り、装置の性能を向上させたうえで、皇帝の頭上にミラーボールを出し、祝賀曲を流し、三連クラッカーまで撃ち込んだのは本当に彼女だった。本人は「性能は上がりました」と今ひとつ反省していない。 そんな問題技師が一年間の奉仕婚で送られたのは、冬に暖房炉が止まれば命に関わる北境。ところが夫となる北境伯カイは、リディアの改造癖を頭ごなしに否定せず、「やる前に持ち主へ聞け」と教えながら、その規格外の技術を必要としてくれる。 頼まれて直すこと、人と相談して作ることを知り、北境を自分の居場所にしていくリディア。 やがて王都から届いた新型暖房炉に、北境でだけ起こる致命的な欠陥を発見する。そしてかつて彼女を北境へ追いやろうとしていた元同僚にも、思いもよらない形でその結果が返ってくることになる。

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小説を読もう2026/08/16
  • 現在の作品王立魔導具院を追放されましたが、装置の性能を上げただけなのに何が悪かったのでしょう? ~罰として嫁いだ北境で、夫から「もっと改良してくれ」と頼まれています~