あらすじ
異能―それは、今や誰もが当たり前のように持つ力。
炎を操る者。未来を見る者。鋼の肉体を持つ者。人類すべてが何かしらの異能を持って生まれる時代。
そんな世界で、ごく普通の高校生活を送りたい一人の少女――雨宮玲奈がいた。
彼女には、中学生の頃どうしても治すことのできなかったものがある。
――厨二病だ。
高校進学を機に黒歴史を封印し、今度こそ普通の女子高生として生きる。そう心に誓っていた彼女だったが、その一年前。異能測定によって判明した異能の名は――
《厨二病》
その能力は、彼女が「厨二らしい」と思い描いたことを実現するというものだった。魔眼、魔剣、黒炎、空間切断、時間停止――。
かつての妄想の中で生み出した力の数々が、本当に使えてしまう。
つまりその気になれば何だってできる。間違いなく世界最強の異能。
ただし――力を使うには、全力で厨二病にならなければならない。
「天より来たれ!罪人を裁く神罰の雷――!」
――《裁きの雷――ジャッジメントサンダー》!
普通に生きたい少女と、普通に生きることを許してくれない最強の異能。これは、厨二病を卒業したかった少女が、今日も黒歴史を増やし続ける物語。
※本作品はフィクションです。作中に登場する人物・団体・名称などはすべて架空のものであり、実在の人物・団体とは関係ありません。
この作品は今のところ不定期更新を予定しています。