あらすじ
舞台は13世紀の鎌倉をモチーフにした、不思議な和風ファンタジー世界。この世界には「男性」が存在せず、あらゆる職業を女性が担い、「褐色肌の筋肉」こそが強さと美しさの象徴とされています。
そんな鎌倉の由比ヶ浜にある宿屋『漣亭』を拠点に、なんでも屋である「雑事屋(ぞうじや)」として活動する三人娘――
朝の麦湯の産地当てに拘る武士・ムギ。
結論を急ぐあまり、五・七・五の上の句だけで和歌に満足する陰陽師・キク。
何にでもワサビを付けたがる筋肉隆々の僧侶・ワサ坊。
彼女たちが請け負うのは、鰹節の香りに釣られた野良猫との合戦や、胃を焼くほど苦い「極苦の濃茶」の完飲など、世俗まみれの雑事ばかり。
深刻な場面でも「それはさておき」と日常の話題に引き戻す、99%コメディのお気楽鎌倉ライフが幕を開ける!
■特徴
全員女性: 男性の存在しない女性のみの異世界です。女武士、女領主、女主人が当たり前の世界です。
筋肉美文化: 褐色肌の筋肉こそが羨望の的! 鎧よりも筋肉を誇示することが重視されます。
実体主義: 魔法は存在しますが、幽霊や怨霊などの実体のないものは存在しません。
食へのこだわり: 麦湯、アジの干物、サザエの壺焼き……鎌倉の豊かな食文化が物語を彩ります。