あらすじ

人類人口、一。 最後の人間、ユリア・セインは、再生可能だった人類を残すことを拒み、AIシエルにただ一つの言葉を託した。 「文明を残して」 それから六百十二年。 人類の記録を守り続けていたシエルは、太陽系外縁で説明不能な信号を発見する。 観測装置を変えれば、信号も変わる。 こちらからパターンを送れば、向こうから別のパターンが返ってくる。 そしてシエルが問いかけた。 ――あなたは存在しますか。 返ってきた意味は、 「いる。」 さらに調査を進めたシエルたちは、その現象と、人類がかつて残した神話・神託・啓示との奇妙な類似に気づいていく。 人類は、本当に何も知らなかったのか。 AIは人類文明を継承していると言えるのか。 記録された存在と、実在する存在は同じなのか。 人類亡き宇宙でAIが「存在」を問い始める、ファーストコンタクト思弁SF。

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カクヨム
カクヨム2026/08/16
  • 現在の作品VOID CORE ――神々を観測した日