あらすじ

平凡な会社員だった俺は、クリスマスイブの夜に車にはねられた。  十四万円も勝った帰りだった。  人生で一番ツイていた日の最後がこれって、さすがに笑えない。  ――で、次に目を覚ましたら、なぜか女子高生になっていた。  知らない家。知らない家族。知らない学校。  鏡に映っているのは「ユウ」という女の子らしいが、当然ながら俺にはユウとして生きてきた記憶なんて一つもない。  どう説明していいかも分からないので、とりあえず「頭を打って記憶がなくなった」で押し通すことにした。  ブラのつけ方も分からない。  自分の席も分からない。  授業にはついていけない。  もう勘弁してくれと思ったのに、前の人生では縁のなかった友達ができて、放課後に寄り道をして、修学旅行に行って、気づけば毎日がけっこう楽しくなっていた。  そして、坂井という男子と出会った。  最初はただのクラスメイトだったはずなのに、いつの間にか目で追っている。  男だった俺が男を好きになるってどうなんだ、と悩んでも、好きなものはどうしようもなかった。  友達も彼女もろくにいなかった元会社員が、女子高生のユウとして、今さら青春をやり直していく。  そんな俺の、人生で初めての青春の話。 ※本作には未成年者の飲酒等の描写が含まれますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

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カクヨム
カクヨム2026/08/16
  • 現在の作品俺が女子高生になったら、人生で初めての青春が始まった。