あらすじ
あらすじ
65歳で定年退職した新井聡は、「これからは妻・美和と二人でゆっくり暮らそう」と思っていた矢先、最愛の妻を病で失う。
深い喪失感の中、遺品整理で見つけた一冊のノート――『我が家の食卓』。
そこには結婚以来三十五年間、美和が家族のために作り続けた料理のレシピが、一品ずつ丁寧に書き残されていた。
「もう一度、美和の味を食べたい。」
そう願って台所に立つ聡だったが、レシピ通りに作っても、どうしてもあの味にならない。
悔しさの末、料理教室へ通うことを決意した聡は、年齢も職業も違う仲間たちと出会い、料理だけでなく人生も少しずつ学び直していく。
毎話一品の料理を軸に、妻との思い出、新たな出会い、そして未来への一歩を描く、心温まる連作ドラマ。
登場人物
新井 聡(あらい・さとし) 65歳 定年退職した元会社員。仕事一筋で生きてきたため家事はほとんど経験がない。不器用だが真面目な性格。
新井 美和(あらい・みわ) 聡の妻。物語開始時には病死しているが、レシピノートや思い出の中で物語を支える存在。料理上手で家族思い。
宮本 梨花(みやもと・りか) 34歳 料理教室の講師。優しく的確な指導で聡を励ます。
坂井 恒一(さかい・こういち) 68歳 料理教室で知り合う同期。冗談好きで料理歴は聡と同じ初心者。
山本 彩乃(やまもと・あやの) 26歳 料理教室の生徒。仕事に追われ料理が苦手。聡と世代を超えた友人になる。