あらすじ
俺の名前は佐伯 直人(さえき なおと)。
高校2年生で強豪サッカー部に所属している。
毎日サッカーの練習をしているが、試合では大きな活躍はできていない。
幼い頃からブサイクな顔がコンプレックスで、同じサッカー部の部員達からは「ブサイク」と呼ばれていつも罵られている。
そんな俺には1年間付き合っている小川 美咲(おがわ みさき)がいた。
同じようにサッカーが好きで、引っ込み思案な俺を心から愛してくれる美咲はサッカー部のマネージャーでもある。
美咲は俺の顔なんて一切気にせず、俺自身のことを好いてくれていた。
努力が実らなくても……顔を罵られても……美咲がいるから俺は何度も立ち上がることができた。
――だが、その幸せは突然終わりを迎える。
俺は突然、「顔が悪くてサッカー部のイメージを下げる」という理不尽な理由だけでサッカー部を追い出された。
その上、容姿にもサッカーの才能にも恵まれたイケメン部員達から言い寄られた美咲からも……。
「ごめん、直人。 やっぱり男は顔が全てなの」
顔を理由に捨てられてしまった。
全てを失った俺に声をかけたのは、学校でも評判の美少女にして、弱小女子サッカー部のキャプテンである高瀬 凛(たかせ りん)だった。
「だったら、私達のマネージャーにならない?」
絶望に堕とされた俺の人生は……ここから少しずつ変わっていくのだった。