あらすじ
イード・ホープは、幼なじみのクリス、リルケ、アスガルとともに美しい星空の下で立派な冒険者になることを誓い、パーティ『流星の丘』を結成した。
誰かが足を引っ張るということも、追放されるということもなく、冒険者としてそれなりに成長していった彼ら。でもイードには誰にも話せない悩みがあった。それは、仲間たちがちょっとしたきっかけで『世界を滅ぼすルート』に入ってしまうということ。それを知らせてくるのは、彼らが誓いを立てた六年前の日から見るようになった予知夢だった。
イードが『災夢』と名付けた夢で見せられる出来事に対処しなければ、仲間たちは人々から『魔王』と呼ばれる世界を滅ぼす存在に成り果ててしまう。そのきっかけは日常のささいなことである場合も多く、本人たちにそのことを話すだけでも滅亡ルートに入ってしまうため、イードは仲間たちと冒険しながら、ひとりで密かに世界の滅亡フラグを折る日々を送っていた。
そして『流星の丘』が受けることになった、ダンジョンから時々魔物が出てくるという調査依頼。それがきっかけとなり、ギルドの上層部から目を付けられてしまったり、謎の組織に命を狙われたりと、ただでさえ大変なイードの日常が加速していく。