あらすじ
死んだ俺が女神から授かったのは、鑑定、意思疎通、威圧――どれも便利そうな能力だった。
ただし、発動するには死ぬほど恥ずかしい名前を叫ばなければならない。
そんなスキルを抱えて転生した先は、剣と魔法の世界……ではなかった。
灼熱の大地。毒に汚染された水。人間の精神を食い荒らす原生生物。そして、分裂し、互いに争い続ける人類。
記憶もなく、レベルは最低。頼れるのは、どこか胡散臭い女神と、名前だけが致命的にダサいスキルだけ。
これは、英雄になどなりたくなかった男が、滅びかけた世界で生き延びようとする物語。