あらすじ
古寺直樹は中学の吹奏楽部の仲間である五十鈴川かすみの葬儀に参列した。後輩たちにはこれまでの事情ですっかり嫌われてしまい、同じ吹奏楽部の同級生で友人である久宝寺春也は他の吹奏楽部の参列者に囲われてしまい気軽に話せる相手もおらず、五十鈴川の死に顔を見ることになった。棺桶の中にいたのは数週間前にJR大阪駅近くの路上で見たカタギに見えない幼馴染の山田と共に歩いていた女だった。葬儀は終わり、久宝寺に大阪駅にある映画館、東宝に呼び出される。映画が好きな古寺はうきうきしながら東宝まで行くとそこに待っていたのは五十鈴川かすみの親友を名乗る旧姓神路だった。神路は親友である五十鈴川かすみの遺言書なる書類を持っている。課題をクリアすると次の遺言書が送られてくる。神路の持つ遺言書には『第一夜、古寺直樹と久宝寺春也と神路野江を集めよ』とあった。神路は山田と五十鈴川に子どもを取られたと言い、遺言書の達成に情熱を傾けるが……。