あらすじ
『紫電のヴォルテックス』
我が国でその名を知らぬ者はいない。国家が誇る最強の魔法剣士の名だ。
しかしその実態は、だらしなさMAXのものぐさ騎士団長!?
鍛冶屋の娘として生まれ、剣技を磨き、魔導騎士育成訓練校を首席で卒業したベロニカ・バーンズ。
晴れて憧れのエリート部隊・フローライト騎士団への入団を果たした彼女を待っていたのは、しかし執務室で大いびきをかいて眠る、だらしない団長――メイナード・ヴォルテックス、『紫電のヴォルテックス』本人だった。
王都を騒がせる『魔道具暴走事件』を通して、ヴォルテックスと距離を縮めていくベロニカ。しかし、暴走事件の謎は深まっていくばかりで──?
これはものぐさ団長と生真面目新米騎士バディによる、紫煙に巻かれた事件とほんのり甘い初恋の物語である。