あらすじ
56億年後のきみへ。それは、未来仏マイトレーヤからの静かな問いかけ。__いまを、どう生きるか。
「この世は末法です!」その一言から、私の日常はちょっとだけ変わった。普通の女子高生・如月サヤカの前に現れたのは、穏やかにほほ笑む不思議な青年・マイトレーヤ。テストの失敗も、友達との気まずさも、SNSで落ち込む夜も、彼はなぜか「全部つながっている」と言う。「それも縁起だよ」「大丈夫。ずっと同じじゃない」最初は意味不明。だけど、笑ってツッコんでいるうちに、少しずつ見えてくる。失敗も、迷いも、遠回りも、本当は無駄なんかじゃないのかもしれないということ。日常の中で揺れる心に、少し不思議な教えが差し込み、やがて″縁″と″時間″の真実が静かにほどけていく。