あらすじ

何かの許可を取りに来た。 そのついでに、施設を見学することになった。 古びた建物。 生臭い水槽。 骨だけで泳ぐ魚。 身体の外に内臓を垂らした生き物。 そして、食肉用として競りにかけられる人魚たち。 奇妙な場所だった。 なのに、不思議と懐かしい。 水温を知っている。 餌の量を知っている。 人魚の選別基準まで、なぜか知っている。 ——俺は、本当に今日初めてここへ来たのだろうか。 水族館を巡る、ひとりの男の見学コース。 その終点で待っていたものとは。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/16
  • 現在の作品見学コース